ビスケ “Bisquet”という名のリンゴは、その昔、スペイン北部からノルマンディーのコトンタン半島へわたり、フランスのシードルの歴史をつくってきた、今でも最も重要な品種の一つ。
日本までやって来た“Bisquet”の子孫、フレカンフェルムの 「Bis6」に、正式な名前はまだ無い。
先日、第一段階のセレクションを経て、少量ながら醸造現場に対応できる収穫量を見込み、「Bis6」の量産に着手いたしました。 このリンゴを、いつか、本物を求める、情熱をもった醸造家へお届けできるか否か。
全く先を見通せないこの取り組み。 応援して下さる皆様のおかげで、 とにかく、今年の春も、一歩だけ前に足を踏み出すことができました。